教科書以外読まなかった青年Aから、天国の父へ捧ぐ

富士君

2010年06月20日 22:47


「竜馬がゆく」と一緒に、何気に置いてあるガムは、歯科医院専用ガム
    (会社においてあるので、噛みたい方は、弊社をお訪ねください)

今日でないと意味がないので、会社に来てブログを書いています。

先程(自宅で)NHK「龍馬伝」久々に見ました。
(毎回見たくて仕方ないのですが、録画を見ている時間が取れないのです)

青年Aとは、実は僕自身です。

僕は、25年前の20歳の時に、
友人2人(現、岡山市、清水区在住の友人)に勧められて、
初めて、教科書以外で自分から読む気になった本が「竜馬がゆく」でした。
その時は、単なる興味本位でしたが、
人生徐々に、彼らの気持ちが少しずつですが、理解できるようになりました。

そして、
先日、実家の母に電話し、段ボール箱に取っておいたその本を、探してもらっておき、
取りに行ってきました。

ところで、
僕の父は、以前にも触れましたが、
僕が18歳の大学入試合格後、心臓発作で急死しました。
同じ屋根の下に居ながら、僕が寝ぼけて起きた午前3時半には、死んじゃっていました。

父は、末っ子で、名前も、そのまんま「末男」で、人懐っこい性格でした。
父は、普通のサラリーマンで、不慮の事故で障害者3級(左手が大けが)でしたが、
自分の事より困っている方に、手を差し伸べる、
僕が書くのも何々ですが、
優しく、人を笑わせるのが上手な人間でした。

親父っ子だったので、普段から一緒に、
父が行く先々に、連れて行ってもらっていたので、
僕自身が眼で見て記憶しているので、噂でなくて事実です。

「末男ちゃん」って皆から、親しみを込めて言われていました。
その末男ちゃんから生まれた僕は、末っ子の「たけちゃん」です。

健史っていう名前は、父が付けてくれました。
生まれたのは、文化の日(11月3日)の早朝5時23分?です。

僕は、この名前が大好きです。
健康の「健」に、歴史の「史」。
健康的に日々暮らし、自分史を作り、世に貢献する人になれっていう意味だと、
自分では理解しています。

そして、名は体を現すっていうけれど、
本当に、中・高・大学は、学校を休んだ事がありません。
その位、僕の体は、健康です。(ちょっと腰が痛いけど・・(笑))
父が、名付けてくれたお陰です。

そして、大学にちゃんと行きながら、空き時間や夜は学費の為に働きました。
働くってその時は学生だったので嫌でした(サークル活動をしちゃらちゃらしていたかった)が、
今思えば、色んなバイトで体を動かしたので、
甘えん坊だった僕への、働く意味の「父の遺言」だったのだと思います。

今日は、父の日。
僕も、自分の子供から、
物ではない、あるプレゼントをもらいました。
子供が、ある発表会の日だったのです。
いつも、笑顔が苦手な子供が、
笑顔でがんばって演技をしていました。
僕は、非常にうれしかったです。

(実は、そこでも休憩中に
   あるニュージーランドの美人英会話教師(夫婦共々親日家)との出会い(勿論日本語で)が、
    あったのですが、それはまた別な機会に・・。)

一所懸命、人の為に働く(人が動く)って、気持ち良い事ですよ。
そんな姿を、子供に見せたい自分がいます。

そしたら、天国にいるであろう、「父」にまた会えるような気がいつもしています。


負けはしたものの、次がある(きっと)




上の写真とは、画像が違っているのに気付きパチリ
(電子看板(デジタルサイネージ)が、ここでも普及のにおいがします)


堂々と、日本の企業がメインスポンサーでした。

関連記事